γ線スペクトル解析やk0法に便利なソフト
自分用につくったソフトウェアですが公開します.ご自由にご利用ください.ブラウザの「リンクをファイルに保存」機能を利用してダウンロードしてください.
ただし,
・著作権は放棄しません.改変しないでください.
・まだ,バグが潜んでいる可能性もあります.ソフトの利用で不利益が生じても責任は負えません.あしからず.
・バグを発見しましたら,大浦までご連絡いただけると幸いです.できるだけ迅速に対処したいと思います.
・また,何か要望も有りましたら大浦までご連絡ください.対応可能な範囲で改良していきたいと思います.
・取扱説明書はまだ附属していません.
γ線スペクトルファイル関連
学生時代から現在までSEIKO EG&G社のMCAを主に利用していますので,SEIKO CHNファイルが対象です.
I. ファイル形式の変換
Ver.1.91 GSFconv191.exe
γ線ファイル形式を相互に変換します.
現在の対象は,SEIKO(*.chn),ORTEC(*.chn),ラボラトリ・イクイップメント・コーポレーション(*.dat),SAMPO(*.spe),APTEC ASCII(*.apt),IAEA ASCII(*.k0sと*.spe),Tsukuba SHINE,東大開放研ACS75テキスト形式です.
基本的に,測定開始日時,Live time,Real time,コメントのみ変換しますが,SEIKO/ORTEC *.chnとLabo *.datはエネルギー校正情報も変換します.
IAEA ASCII(*.k0sと*.spe)とTsukuba SHINE形式への変換はできません.
Windows VISTAへのインストール: Cドライブのルートディレクトリ(c:¥)にあらかじめ"gsfconv.inf"を置いてください.これがないと「実行時エラー'75': パス名が無効です。」というエラーがでます.
- v.1.91:IAEAテキスト形式(*.spe)読み込み時のバグ修正(2011.10.7)
- v.1.90: テキスト形式(ヘッダーとタブ区切りのChと計数値.エネルギー校正式も出力)の書き出しを追加(2011.6.18)
- v.1.83: Tsukuba-shineをMPGAリストデータsortingによるシングルスペクトルに対応させた(2010.12.15)
- v.1.82: 非公開
- v.1.81: gsfconv.inf(前回のディレクトリの記録)の保存場所をc:¥に変更 (2010.3.20)
- v.1.80:IAEAの*.spe形式を追加(読み込みのみ) (2009.6.20)
- v.1.71:Tsukuba-shineのチャンネルサイズを16384に固定 (2009.6.20)
- v.1.70:東大開放研ACS75テキスト形式を追加(読み込みのみ) .(2009.3.9)
- v.1.60: IAEAとSHINE形式の追加(読み込みのみ) .バグ(chnファイルのエネルギー校正情報書込不良)修正 (2008.2.14)
- v.1.55: バグ(chnファイルのエネルギー校正情報読取不良)修正 (2005.5.21)
- v.1.54: バグ修正 (2005.3.7)
- v.1.51: 変換元の*.chnのWin版とDOS版を判断する.変換先の*.chnはすべてDOS版.(2005.2.2)
- v.1.50: *.chn(SEIKO Win版は除く)と*.datは,エネルギー校正情報も変換します.(2005.2.1)
2. セイコーCHNファイルのヘッダーの編集
Ver.2.03 ChnEditor203.exe
セイコーCHNファイルのヘッダーを編集することができます.ファイルを直接書き換えるので,注意してください.ファイルを一つづ編集するシングルモードと複数のファイルのヘッダー情報を記載したListChn.txtファイルを用いるバッチモードがあります.ListChn.txtはファイルの一覧表としても便利です.
- Ver.2.00 からエネルギー校正情報を追加・編集できるようにしています.現在,作成中ですが,公開します.Ch-エネルギー情報の手入力のみ対応.現在,スペクトルを表示による校正作業ができるようにしています.まだ,バグが残っている可能性がありますので,使用には注意してください.
- v.2.03: エネルギー校正に対して一次式と二次式を選択できるようにした.エネルギー校正情報書き込みのバッチ処理で、スペクトルナビゲータの*.eneファイルを利用できるようにした.(2011.6.18)
3. wPKareaによるスペクトル解析結果ファイル(*.res)をEXCELで開くマクロ
*.resファイルを開き、各データをそれぞれセルに読み込みます.
ver1.2 Rev:11以降に対応.これ以前のversionでは正しく読み込めません.(Rev:11からAreaが小数表示となったため)
For Windows: ReadResWin200.xls
For Macintosh: ReadResMac200.xls
4. SEIKO/ORTEC *.CHNファイルをEXCELで開くマクロ
テキストファイルに変換してからEXCELで読むのが面倒なため,直接読むことができるようにしました.ファイルにエネルギー校正情報が記録されているときは,これを基にエネルギーに換算します.
For Windows: ReadChnWin101.xls
For Macintosh: ReadChnMac101.xls
- v.1.01: ORTEC形式読み込み時のバグ修正 (2008.6.23)
5. IAEA ASCII形式(*.spe)のスペクトルデータをEXCELで編集するマクロ
カウント値を編集することができます.ヘッダー情報も編集可能ですが、書式に注意しください.
For Windows: EditSpeWin101.xls
For Macintosh: EditSpeMac101.xls
- v.1.01: ファイル保存時のバグ修正
6. Hypermet-PCによるスペクトル解析結果ファイル(*.pkl)をEXCELで編集するマクロ
For Windows: ReadPklWin110.xls
For Macintosh: ReadPklMac110.xls
- v.1.10: メニューを英語に.測定開始日時の日と時刻を別のセルに読み込み
7. Hypermet-PCによる*.CHNファイル解析結果ファイル(*.pkl)の測定開始日時を修正するソフト
Ver. 1.00 CorrPkl100.exe
Hypermet-PCはセイコー/ORTEC形式の*.CHNファイルの測定開始日時を正しく読めないといバグがあります.そのため,解析結果ファイル(*.pkl)中の測定開始日時が間違っています.そこで,これを*.CHNファィルを参照して修正します.
8. Ge検出器の計数効率曲線を計算するEXCELマクロ
Ver.1.01 CalEffCurve101.xls
計数効率は別途計算しておく必要があります.E keVより低いエネルギーでは2次式で、E keVより高いエネルギーでは1次式でフィットします.(Eもマクロで計算されます.) パラメータの誤差も計算されますが、無視してください.
k0中性子放射化分析法関連
1. SAMPO形式スペクトルファイル(*.spe)を正す
Ver.1.03 SPERT103.exe
原研JRR3 放射化分析室(PN3)またはJRR4 気送管室にてファイル変換により生成したSAMPO形式ファイル(*.spe)ではreal timeが正しい位置に書かれていません.これを正しくなおします.
2. SAMPO形式ピークテーブルファイル(*.ptf)を正す
Ver.1.10 CorrPTF110.exe
"Hypermet-PC"にて作成したSAMPO形式ピークテーブルファイル(*.ptf)にはヘッダー情報が書かれていません.スペクトルファイル(*.spe)を参照して,PTFファイルにヘッダー情報を書き込みます.
- Ver.1.10: Intensityの値を計数率に直す.(2005.2.2)
3. ピークテーブルファイル(*.ptf)をEXCELで編集するマクロ
For Windows: EditPTFWin112.xls
For Macintosh: EditPTFMac112.xls
- v.1.12:readしたファイル名をMenuシートに表示 (2009.6.20)
4. Final ResultファイルをEXCELで開くマクロ
ファイルを開き、各データをそれぞれセルに読み込みます.
For Windows: ReadK0FinalWin220.xls
For Mac: ReadK0FinalMac220.xls
- v.2.20: Keyzero for Windows ver2.20に対応 (2009.6.20)